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ブルトンは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』を始めとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名「四次元怪獣」。 形状は、全体として塊状で手足が無く、あちこちから火山かクレーターのような突起が出ている。先端の孔から四次元繊毛というアンテナのようなものを出し、それによって四次元現象を起こして攻撃する。色は灰青色と赤に分けられている。 == 『ウルトラマン』に登場するブルトン == 『ウルトラマン』第17話「無限へのパスポート」に登場。 *身長:60メートル *体重:6万トン バローン砂漠で発見された「2つを同じ場所に置くと融合して巨大な生物になる」という青と赤の隕石が、科学特捜隊の基地で同じ場所に保管されたために融合して誕生する。 科特隊の基地を四次元空間で覆い、科特隊のメンバーを無限の階段に上がらせるなどの現象で翻弄した(青い隕石だけでも、人間を四次元空間に閉じ込めることが可能)後、出動した防衛軍も体表の孔から伸ばした四次元繊毛からの光線や発光で、戦車が空を飛ぶ・戦闘機が地面を走るなどの四次元現象を起こして全滅させる。 奇怪な攻撃でウルトラマンをも苦戦させるが、ウルトラマンの高速回転によって攻撃を狂わせられ、四次元繊毛を破壊されて空へ逃げようとしたところをスペシウム光線の2連発で小さくなる。最後はウルトラマンの手で握り潰され、宇宙へ運ばれる。 *スーツアクター:荒垣輝雄〔『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)〕 *ブルトンの発する鼓動は、東宝映画『宇宙大怪獣ドゴラ』からの流用〔ケイブンシャ『ウルトラマン特撮の秘密百科』125頁〕。 *イソギンチャクをモチーフにした成田亨のデザインを、高山良策が造型した〔講談社『テレビマガジンヒーローグラフィックライブラリー/ウルトラマン』93頁〕。 *命名は、シュルレアリストの詩人、アンドレ・ブルトンにちなむとされている〔ケイブンシャ『ウルトラマン特撮の秘密百科』114頁〕。 *山村哲夫の証言では、震えるシーンでは荒垣のほかにもう1人スタッフが入っていたという(着ぐるみの中に縦棒が入っており、それを持って振動させていた)〔『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』洋泉社159頁〕。 *『ウルトラファイト』では、念力の使い過ぎでオーバーヒートしたところを倒される。 * スーパーファミコン版ゲーム『ウルトラマン』及び後述の『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では転がって攻撃してくる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルトン (ウルトラ怪獣)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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